金は決して価値がゼロにならないことから、最も安定した資産のひとつと言われています。社会が不安定になるほど金の価格が上がることからも、その強みがわかります。また金は世界中のどこへ持って行っても買い取ってもらえます。ただ、資産として最も評価が高いのは純金です。

純金は主として金貨や地金の形で取引されます。加工するには軟らかすぎるため、アクセサリーには向いていません。日本では18金の指輪やペンダントなどが好まれています。18金買取の価格は、純金に換算して行なわれるのが普通です。

純金は24金ですから、18金は4分の3の金を含んでいることになります。つまりアクセサリー類を18金買取に出すと、その重量の4分の3の純金の価格で評価されるわけです。もちろん、これはあくまで基本的な計算です。通常は手数料が差し引かれますし、アクセサリーに含まれる純金以外の金属に値段がつくこともあります。

さらに製品としての価値が加算されることもあるでしょう。片方だけのピアスや切れたネックレスなど、アクセサリーとしては使えないものでも、18金買取なら相場に照らして適正な価格で引き取ってもらえます。これは買い取った商品をいったん溶解して、純金の地金として再利用しているためです。少量の金でも買取可能なので、遠慮せずに査定してもらうのが良いでしょう。

ただし買取店によって評価額に差が出ることもあるので、できれば複数の店で査定を受けるのが望ましいと言えます。

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